報告 | くわもとキャリア設計事務所-桑本玉枝      

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一人ひとりが成長を実感しながらイキイキと働ける職場に~なりすなの取組みその2~

鳥取市青谷町の介護老人福祉施設なりすなに通って3年目になります。
目標は【法人の方向性を共通認識する】【職員のモチベーションがあがるような業務標準書を自分たちで作成する】【管理職の在り方を見直しレベルアップする】というものです。
支援方法は、
1.全職員対象の個別面談(キャリアカウンセリング)
2.計画的な階層別研修
3.管理職へのフィードバックと改善提案
を定期的に実施しています。私の契約企業様で、ここまで体系的・定期的に支援を継続されているのはここだけです。個別面談では、漠然とした将来の不安や日々の業務で感じていることなど、家族や上司にも話しにくいことを自由に語っていく中で等身大の自分が見えてきます。また、階層別研修では、同じ職責を担う職員同士で役割認識を深めます。他のメンバーの考えや頑張りを知ることが、モチベーションアップや横のつながりを強くすることにもつながります。
なりすなの職員さんは学ぶことに前向きです。研修では自己分析を行い、その内容をペアやグループでシェアしますが、素直に自己開示される方が多く、誠実な方が多いなと感じます。学ぶこと自体を楽しみ、自分の成長につなげている人たちの笑顔は、いつも私に多くの気付きを与えてくれます。この取り組みをとおして、なりすなの職員さんの成長を肌で感じ、私自身の活力にもつながっています。
社会福祉法人青谷福祉会  http://www.tottori-aofuku.jp/

危険な仕事も明るく前向きにこなす、赤碕清掃の男たち

先日、赤碕清掃さんの安全大会で『ハラスメントとコミュニケーション』の研修をしてきました。この会社は、日ごろから管理職の方々がコーチングを学び、定期的な部下面談を実施されるなど、非常に前向きな取り組みをされている会社です。
研修では、コミュニケーションのタイプ分けを行い、隣の人と自分の診断結果がどうであったかについて話し合ってもらう時間をもちました。あちらこちらで『俺ってこういうとこあるんだよなー』『分かっとるけどなかなかなおせん』など、素直に自己開示がはじまりました。
また【承認のコミュニケーション】を日ごろから増やしていこうという話をすると、職場だけでなく子育てにも役立ちます!というくだりで、女性社員さんたちの顔もぐっと上がりました。
朝9時スタートの研修だったにもかかわらず、皆さん非常に熱心に受講される様子が印象的でした。そしてとにかく笑顔が多い!自己開示もすんなり!明るくほがらかな社風だなと感じました。
その社風のもととなっているのは、私は社長だとよんでいます。なぜなら、研修の最初に行った適切な伝達を意識してもらうための【伝言ゲーム】のとき。最前列の数人に前でこっそり伝達事項を見せて、縦列で競ってもらいました。ほかの列がどんどん伝言が進んでいくのに、社長の列だけ社長から進みません。うしろの方で『社長、時間かけすぎだわー(笑)』『勝ちにこだわり過ぎ!(笑)』など大きな笑いが起こっていました。
自由な発言ができてそれを受け止める雰囲気がある、そんな会社だなと感じました。
ただ、伝達事項は正しく、でもすみやかにお願いしますね、社長。ご安全に。

建設会社ミテックの人材育成

私が人材育成に関わらせていただいている先で、建設会社の株式会社ミテックがあります。

これまではそれぞれの専門分野で即戦力として活躍される中途採用の社員さんが多かったのですが、地域に根差して永く発展していくため、ここ数年は高校生の採用を積極的に行っています。高校生の採用で一番心配なことは離職率の高さです。【人間関係になじめるか不安】【現場で失敗しないか不安】【分からないことばかりで何もかもが不安】な状態で入社してきた新入社員に、昔ながらの【教えている余裕はないから見て覚えろ】では、確かに辞めたくなります。

ミテックでは中堅の先輩社員に育成のお手伝いをしてもらっています。新入社員の「先輩、ちょっといいすか?」を受け止め、また、新入社員なりに頑張っているところをきちんと見る環境を作り、みんなで育てていこう!という取組みを行っています。さらにその中堅の先輩社員が新入社員の育成を頑張っていることを、上司や同僚も見ていて声掛けをしていきます。

写真の笑顔、ステキだと思いませんか?

取組みを始めてまだ2年目。現場仕事の男たちは言葉が少なくていろいろありますが(笑)、親子ほど歳のはなれた社員同士の心をつなぐのは、たくさんの言葉かけとこの笑顔だと思います。

新入社員研修を終えて思うこと

この春も無事に新入社員研修を終えることが出来ました。

“学生と社会人の違い”や“10年後の私をキャリアデザインする”などのワークを、ペアやグループで行います。ワークそのものから自己理解や他者理解をしてもらう意図もありますが、研修終了後のアンケートでは
「人と話すことにすごく苦手意識がありましたが、テーマを決めてもらったらこんなに話せるんだと自信がつきました」
「ファシリテーター役の体験がおもしろかったです。みんなの意見がどんどん出てきて話合いがスムーズに出来ました」
など、グループワークをとおして自分への気付きがあったり自信がついたりと、コミュニケーションについて体験的に学習していただきます。新卒採用の新人さんは、携帯電話のメールやラインの普及で人と話すことに過度の苦手意識があったり、文章も事実を連ねた短文が多く感情表現が苦手だったりする傾向もあるように感じますが、彼ら彼女らは「学習し成長したい!」という意欲はとても高いように感じます。
グループワークを進めながら会場を歩いていると「今すぐ人事の人に聞かせてあげたい!」と思うような感動ものの発言がそこここで聞かれます。

こういった発言を日々引き出してあげるのは、今度は現場の上司になります。
研修では「報連相のし過ぎで怒られることはないけんね!」と言ってあります。上司の方々におかれましては「承認の言葉かけをし過ぎて部下に嫌われることはありませんので!」ということで、どうぞよろしくお願いいたします。

サブリーダー研修をしました~なりすなの取組み~

社会福祉法人青谷福祉会特別養護老人ホームなりすなさんで、定期的に階層別の研修を実施しています。

写真は、直近の1月に実施したサブリーダー・副主任級の研修の様子です。
真剣な空気感が伝わるでしょうか?

カードを使って“仕事をする上で大切にしたいこと”の自己理解を深めたり、グループで共有することで他の人の大切なことも知ることが出来ます。大切なことは同じではないけれど、同じ仕事をする仲間として尊重する、そんな風に関わっていきたいものです。

またアンガーマネジメントにもふれました。職場だけでなく、家族との関係でも練習出来ますよとお伝えすると、「子どもとの関わりにさっそく使ってみます!」とのこと(笑)

役割認識では、サブリーダーとして「上司・組織から求められていると思うこと」と「部下から求められていると思うこと」を2チームに分けて意見を出しました。

 
ホワイトボードを見ながら、他の人の意見を一生懸命メモをとられる姿に“こう在りたい”に真摯に向かうアツイ気持ちを感じました。