報告 | くわもとキャリア設計事務所-桑本玉枝      

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博愛病院さんで新入職員研修をさせてもらいました

4月1日、新年度の初日、米子市内の博愛病院さんで新入職員研修をさせてもらいました。

 

法人理念から具体的に行動ことばを考えていく重要性や、日々それを実践していく意識など、少し難しい話もしました。もちろん学生と社会人の違い、会社が働く人に求めていること、報告・連絡・相談のコツなど、基本的な話もしました。

また、付き合う友人を選んできた学生時代とは違い、関わる人を選べない社会人としては、人を受け入れることについても、理解を深めてもらいました。

 

ワークシートをつかって仕事をする上で大切だと思うことを考えてもらい、そしてなぜそれを大切だと思うのか、の理由についても考えてもらいました。ワークシートに記入したことを発表してもらい共有してみると、大切なこともその理由も、本当に人それぞれ違う、ということを感じていただけたと思います。

研修会場にいる同期の仲間でも価値観は違うのだから、各配属先の上司や先輩、来年入ってくる後輩、みんな違います。

 

契約先企業の社員さんでは『合わない上司がいるから配属先を変えてほしい』という相談が最近増えているように思います。『“合う”ことの方が少ないのでは?』と考えられるのは、ある程度社会人生活の長い方なんですね。私自身で振り返っても、苦労しながらも何となく『そういうものだ』と体験的に学習してきたのだと思います。

 

“職場なんだから合わない人がほとんどだ”と考えていたら、最初から受け入れるしかない、と思えます。また“合う”上司・先輩とめぐりあったとき、それを当たり前と思わず、その人から学ぼう!と思えます。

 

今回の博愛病院さんは、新人研修だけでなく、年間とおして系統立てられた研修計画がたてられており、人材育成への姿勢がすばらしいなと感じます。私の中でのホワイト企業の1社です。

 

そんな企業を就職先に選んだ今回の新人さんたち。

『キャリアデザインについても、講義の中でふれましたよね。これからは、自分のキャリアは自分でデザインしていくのです。未来は、あなたの考え方、捉え方次第です。ようこそ、社会人!』

 

そんなこんなも含めて、働くって楽しい!と思える人を今後も増やしていきたいです。

 

キャリアコンサルタントの息子が選んだ就職

わたくし事ですが、息子が就職します。

本人がとても行きたがっていた都内の私立大学に落ち、横浜の公立大学に進みました。

 

大学は学問を学びに行くのではなく、社会に放り出される前の『生き方学習』の4年間として体験してくるように、と教えていました。そのためにかかる費用を親が負担するのだから、留年はゆるさない。逆に留年さえしなければ、すれすれで構わないから要領よく単位を取ること。そういったことも、社会に出てからきっと役に立つから、と。

 

それ以外のルールは、

 

① 部活やサークル活動に打ち込む

② すてきな恋をする

③ さまざまなアルバイトを積極的に体験する

4年間、①~③の教えを守りつつ、いろんな体験をした息子。

③のアルバイトでは、時給がいいからと家庭教師の会社の営業職を体験し、訪問したご家庭のご主人に怒鳴られて帰ってきたり、契約がとれずに社長に怒られたりといろいろあったようです。

 

そんな経験を経て、3年生のときには『お母さんのような仕事にも興味がある』と、キャリアコンサルタントと産業カウンセラーの養成講座にも通いました。またコロナで大学の授業もオンラインになった頃には、プログラミングも勉強しておきたい、とオンラインの講座で学びました。

 

そんな息子が就職先に選んだのは、『評価制度』の導入支援を行うベンチャー企業。

 

全国に支社のある会社だけど、本社配属になったようなので、またしばらく会えません。

大学3年生、コロナ発生前のお正月に帰省したのが最後でした。

めでたく卒業、4月1日は入社式だそうです。

 

『息子へ』

誕生日、おめでとう。 卒業、おめでとう。 就職、おめでとう。

ああ、こんなにめでたいことづくしなのにね、この春はコロナちゃんのせいで一緒に過ごせないね。

でも、おかげで子離れするしかない状況になって、一人でいろいろ考えています。

 

離れて暮らすようになってこの4年間、大きなケガも病気もなく、事件や事故に巻き込まれることもなく過ごしてくれました。何かあっても駆けつけるのに時間がかかる距離で、母はただ(何ごともありませんように)と祈っていましたよ。

一方で「毎日が夏休み!」と、のたまった君は、大学生活をちゃんと楽しんでくれました。

こないだの電話で、「負け惜しみでなく、行きたかった大学ではなくて今の大学に進んで良かった。バイトも、ファミレスの面接に落ちて、そのおかげで家庭教師営業のバイトで泣くほどしんどい想いも体験できて良かった。結果、今の会社の営業職を選ぶことにつながった。僕は本当に運がいい。」

 

って聞いたときには、ハズカシイけど、「いい子に育ったなぁ」なんてかあちゃん泣けてきたよ。

 

これからも、何があっても“想定内”。社会人は「毎日が夏休み!」とはいかないと思うけど、きっと毎日いきいきと仕事に向かうんだろうなー。

 

「働く人」の支援をするという共通の仕事を、東京の息子も頑張っていると思うと、鳥取にいるかあちゃんも背すじののびる想いです。

 

ありがとう。そして、おめでとう。

実は最近立ってます

題名のとおり、私、実は最近立って仕事をしているんです。

 

キャリア面談も、研修講師も、オンライン対応にかなり慣れてきました。

慣れてくると、少し欲がでてきました。 なんとか効果をあげていけないものかと。

そこで考えたのが、“立つ”ことです!

 

研修講師をするとき、私がいつも苦心するのは、【ワカル】だけでなく【デキル】までつなげたいということです。

とくに私がよく依頼をいただくコミュニケーションについての研修など、

「コミュニケーションとはこういうものです。こういう聴き方(伝え方)をしてください。」

と伝えるだけなら簡単ですが、受講してくださった方に「なるほど」とわかっていただき、

「明日から試してみよう」と実践できるところまでつなげたいと思うと、数々の工夫が必要です。

 

それが、ZOOMでの研修の場合、私自身が座ってパソコンに向かって話していると、どうも熱量が乗っからないというか。私が心がけている【デキル】までつながりにくい感じがするというか。

 

なので、思い切って“立つ”ことにしました。

写真のように、スタンディングデスクに変え、パソコンの高さも上げて目の高さに合わせました。

先日、キャリコンの更新講習を1日実施して終わったあと、事務局の担当の方に

「もしかして、桑本さん、今日一日立ってましたー??」

上半身しか映っていないので気づかれないかなと思っていましたが、動きや発声が微妙に違っていて、力を感じたと教えてくれました。

うんうん、よしよし!効果があるかもと(自己満足ですが)うれしく思ったところです。

 

メンタリストDaiGoが「座っていいことは何もない。」と言っていたので、

ダラダラと仕事をせず集中力を高めるためにも、ふだんのパソコン仕事もこのまま立ってしています。

集中して短時間で進めようとするので、業務効率はあがったと思います。変化ありです!

 

早くしないと、今年50になる私の体では、足がパンパンにむくんでしまうという変化も起こるからです(笑)

2021年、立って頑張ってみます。

キャリアコンサルタントの更新講習(グループアプローチ編)を行いました

今年度は、あしあとみらい研究所主催の国家資格キャリアコンサルタントの更新講習http://www.hatarakizama.com/の講師を担当させていただいています。

先日、『組織活力向上のためのグループアプローチ』を実施しました。

 

コロナ渦ということでZOOMを使ってのオンライン講習です。

今年度5回目となり、オンライン上での学び合いの場をどうつくっていくか、に私自身がやっと慣れてきたところでもあります。それでもZOOM操作でモタつき、リピーター受講いただいた方を苦笑いさせる場面も・・・。

 

ZOOMの操作や扱いそのものに慣れてくると、逆にパソコン画面をとおして全国の方々と簡単につながることに、あらためて感動してしまいます。

今回も、さまざまな地域の、さまざまな立場の方々と出会うことができました。

住んでいる地域、年齢や性別、お仕事もバラバラですが、キャリアコンサルタント資格の更新のために『組織活力向上のためのグループアプローチ』を学びたい!という同じ目的をもった仲間です。

 

オンライン上でファシリテーターとしての体験学習ってできるの?という疑問をもたれる方もあるかもしれませんが、これが意外と問題なくできるものです。ファシリテーター役も参加メンバー役も、同じ“場”にいない分、画面にうつる表情に集中できるメリットもあると思います。

今回参加の皆さんは、自分がファシリテーターをする番がまわってくると、とても表情ゆたかで、また話合いを進めるときに投げかける言葉えらびもすばらしく、気づきの多いワークとなりました。

 

何よりすばらしかったのは、それぞれのファシリテーター役についての振り返りの際、『〇〇さんのファシリテーションは、~なところが良かった』とフィードバックされ、参加者同士で気づきにつながるような言葉のプレゼントがザクザクでてきたことでした。

 

私も含め、キャリアコンサルタントとして日々自分が行っているキャリアコンサルティング面談や、研修講師、ファシリテーターとしての在り方など、これでいいのか?どこを改善すればもっとよくなるのか?など、フィードバックをもらえる場面はなかなかありません。

 

私自身も、言葉のプレゼントがザクザク飛び出すような学び合いの場づくりを、今後もしていきたいと思っています。まだまだ勉強です。

ル・サンテリオン東郷のオンライン研修

今年度も引き続き、鳥取介護労働安定センターの「エルダー・メンター制度導入支援事業」のお手伝いをしています。1時間のキャリアコンサルティング面談を4名の役職者の方に体験してもらったり、1回2時間の研修を6回に分けて実施するなど、施設の要望に合わせた2時間×全8回のプログラムを組んでスタートしました。

 

ただ、やはり今年度は県内でコロナ発生の影響もあり、研修予定だった内容も、一部はオンラインでの個別のキャリアコンサルティング面談に変更し、集合研修も形を変えて実施することになりました。

写真は、今年度の支援先である湯梨浜町の『介護老人保健施設 ル・サンテリオン東郷』のオンライン研修の様子です

 

一方的に講師が話し、座学として受け身で受講してもらう方法ではなく、タブレットも併用して講師と現場の双方向のやり取りを多く組み込んだ研修です。

 

講師である私は、研修会場全体が見えるカメラ、タブレットで会場内の撮影をしてくださってグループワークの様子が分かるカメラ、2台のカメラ映像を確認することが出来ます。

また、事前にファシリテーター研修を受講済みの役職者の方々が、会場でグループワークのサポートもしてくださいました。

私にとっても初めての試みでうまくいくか不安もありましたが、タブレットカメラから送られる映像は、それはそれは活発に意見交換をされているグループワークの様子でした。自施設の接遇・マナー向上のためのチェック項目の一部について、共通認識を図るグループワークを行ったのですが、楽しく、かつ真摯に向き合い、笑顔で意見交換される様子に、職員の方々の明るくほがらかな人柄を感じました。

 

講師が会場にいなくても、グループワーク中心の研修がうまくいくということは、現場ファシリテーターをしてくださった管理職の方々と職員さんたちのコミュニケーションが日頃よりうまくいっている結果だといえます。

 

自施設のルールやマナーについて、自然に意見交換することができる職場の雰囲気は、新しく入ってくる新人さんにとっても、既存の職員さんにとっても、働きやすい職場だと思います。