11月, 2019 | くわもとキャリア設計事務所-桑本玉枝      

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【月別アーカイブ】2019年11月 |

上司に必要な積極的傾聴スキル~メンタルヘルス編~

くわもとのお仕事のご紹介です。

鳥取産業保健総合支援センターのメンタルヘルス対策促進員もしています。企業に出向いてヒアリングを行い、その会社の実情に合った教育研修などを提案しています。最近増えてきているのが、管理監督者に対するラインケア研修として『積極的傾聴スキル』です。

管理監督者(部下をもつ上司の方)がラインケアとして、すべきこと4つあります。

① 働きやすい職場環境づくり

② 「いつもと違う」部下への気付きと対応

③ 部下の話をよく聴く

④ 部下の職場復帰を支える

というものです。

その中で③ 部下の話をよく聴く、つまり“相談にのる”というのがあります。わざわざ「ご相談があります。」と部下に言われたときには、既に問題は大きくなっていて本人だけでは対処しきれなくなっていることが多いです。そうではなく、雑談の中でも「〇〇さん、ちょっといいっすか?そういえば・・・」という段階で、話を聴くということの重要性を理解し、その時に発揮してもらいたいのが積極的傾聴スキルです。

上司として“育成”メインの聞き方なら、コーチングの質問を効果的につかった聞き方になるでしょう。メンタルヘルス対策では、積極的傾聴スキルが役にたちます。一言でいえば、聞いてるよ、ということを積極的に部下に伝えながら、聴く方法です。
「聴いているのに聴いているように見えない」聴き方がクセの方もおられますが、もったいないですよね。ちょっとしたコツで、聴き方はずいぶん変わります。

深刻な状態になる前に、部下から『〇〇さん、ちょっといいっすか?』と相談される上司になりましょう。解決する必要はありません。『一緒に考えよう』のスタンスで十分です。そんな風に日頃から信頼関係を築いていれば、深刻な状態になる前に気が付けるようになります。また、部下からも頼ってきてくれて、早めに対処ができるので事なきを得る、ということも実は少なくないのです。