4つのタイプ、あなたは何タイプ?②~プロモーター編~
今回も前回に引き続き、コーチングのためのタイプ分けのしくみについてです。
人をもっとも特徴づけるのは、他者とのコミュニケーションの取り方である、という前提にたち、コミュニケーション・スタイルによって分類したものをご紹介します。
『自己主張』と『感情表出』という二つの軸をもとに、人には4つのタイプ別の因子があり、その特徴からそれぞれ次のように名づけられました。
1.コントローラー
2.プロモーター
3.サポーター
4.アナライザー
あなたはどのタイプでしょうか?
あなたがうまくやりたい相手は、どのタイプでしょうか?
自分のタイプを知って特徴を自己理解し、相手のタイプに合わせた関わりができるとストレスをためにくくなります。
今回は、2.「プロモータータイプ」についてご紹介します。
自己主張は高く、感情表現は高い。
□ 人と話すのが大好き
□ 喜怒哀楽を表に出す
□ オープンな性格
□ 前向きでエネルギッシュ
□ 明るくて楽観的
□ 人を巻き込むのが得意
□ アイデアが豊富で想像力もある
□ 人と活気のあることをするのが好き
□ 細かいことはあまり気にとめない
□ 飽きっぽい
□ ときにうぬぼれ屋、お調子者
□ よく話して、あまり人の話を聞かない
□ 新しい仕事を始めるのは得意だが、プロジェクトが進んでからの定期点検は苦手
□ 仕切りたがり屋
【特徴】
みんなを盛り上げ、楽しいことが大好きなムードメーカです。お調子者で人気者。
飽きっぽく忘れっぽいのがたまにキズ。褒められることとアイデアを出すことが大好き。
【相手がプロモータータイプだった場合の効果的な対応】
とにかく会話を楽しむこと、これにつきます。プロジェクトや仕事を任されることは大好きだけど、細かなやり方を指示され、その通りにやるような仕事はあまり力を発揮しません。聞いた話をよく忘れる、安請け合いをする傾向があるので、リスクマネジメントはきちんとしてげましょう。しかも罪悪感もあまり感じません。確実にやってほしい仕事についてはしっかりチェックし、場合によっては叱ることも効果的です。
【相手がプロモータータイプだった場合の効果的な質問例】
「どう思いますか?」
「何か意見はありませんか?」
「どうしたいですか?」
こういった分類分けは、正しい正しくないを問うものではなく、
自分のタイプを知って特徴を自己理解し、その上で相手のタイプに合わせた関わりができると、私たちはストレスをためにくくなる、そんな風につかうものだと思います。
上司や部下、顧客や取引先の方とのコミュニケーションに役立ててみてください!
次回は、サポータータイプをご紹介します。