性格が優しい人はリーダーには向かない?!その② | くわもとキャリア設計事務所-桑本玉枝      

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性格が優しい人はリーダーには向かない?!その②

8月25日掲載の【性格が優しい人はリーダーには向かない?!】の第二弾です。

 

□ リーダーとして何をすべきか、会社から指示されていないので分からない

□ 部下に仕事を振って断られるのが嫌だ

□ 説明力がないので、任せたい業務をうまく説明する自信がない

□ 部下に任せることで、仕事の“質”が落ちたり時間がかかるのが怖い

□ 部下に任せようとすると、説明する手間、ヌケ・モレのチェックなどに手を取られる
      のが嫌だ

□ 長期的視点で部下育成も必要とは思うが、つい自分でやった方が早いと思ってしまう

□ そもそも現場業務が好きで、部下を育成・管理するマネジメント業務は好きではない

□ 出来の悪い部下ばかりなので、任せたくても任せられない

 

 

いかがでしょうか?優しい性格の人、責任感の強い人、職人気質の人、上記の何らかの項目にチェックが入ったのではないかと思います。

 

ただ、『性格の優しい、任せられない上司・リーダー』は、どうなっていくのでしょうか。

 

実務的な作業はどんどん増え、業務改善など創造的な仕事に目を向ける気持ちの余裕も時間もなく、管理業務もできず、部下も経験の場がないのでスキルも上がらず、結果、リーダーなのに実務的な作業がどんどん膨れ上がっていく・・・という負のスパイラルに陥ることもあります。

これは、リーダー個人の問題ではなく、会社組織の問題だと私は捉えています。

上記のような上司に、大事に大事に育てられた、かつて部下だった人たちがリーダーに昇格すると、同じようなリーダーになります。上司のリーダーシップのお手本がそれだったので、そのやり方しか知らないのです。つまり、厳しいですが、責めるべきは現場リーダーではなく、経営幹部です。

 

“人材育成”をしくみとして社内に根付かせていくことは、組織存続のための経営幹部の大事なしごとです。

 

経営幹部の方針が、人材育成よりも業績の管理を優先していると、

『自分たちが定年するまで会社がもってくれればいいという方針なんだな』と、部下のこころは離れていきます。場合によっては、『自分が歳をとってから会社が立ち行かなくなるのは困るから、若いうちに転職をしておこう』という発想にもつながっていきます。

 

日々、労働者の方々のキャリア面談を実施している中で、中小企業ほどこういった心理過程をたどるケースが多いなと感じます。

 

業績管理ももちろん大事です。

ですが、苦しいですけど、同時進行で人を育てることをコツコツと続けていく姿勢を、従業員に見せていくことも大事です。

一緒にがんばりましょう。