尚仁福祉会、松阪牛は誰の手に?!
先日、江府町の尚仁福祉会を訪問した際に見つけました。
施設内に掲示してある『松阪牛GET!!新春大抽選会』のチラシ。
20201228
コロナの影響で忘年会も新年会も開催できないため、少しでも職員さんたちに楽しんでもらおうと施設長が企画されたものだそうです。
『あー、すみません。桑本さんには参加してもらえないんですけど、いいでしょ?コレ。』と施設長。
確かに松阪牛は魅力的ですが・・・。いえいえ、桑本は先ほどいただいた『次年度も契約更新で』の言葉で、十分モチベーションが上がりました!!だって、こんな職員想いの管理職の方々とまた一緒に“働きやすい職場づくり”にかかわっていけると思うと、わくわくします。
また、職員さんたちも積極的です。その日は、今年度春からプロジェクトメンバーが中心となって全員で作成した“行動規範”をつかっての面談を振り返ったばかりでした。面談を実施してみて、難しさや今後の課題にも気付けたけど、部下に対する想いも共有でき、
『こうやってお互いを想い合う人が増えていって、それが職場全体の雰囲気を良くしていくんだなと思ったら、とても嬉しい。』 と話し合いを見守っていた担当者の方の感想もありました。
私も同じように感じ、本当に嬉しく思いました。
尚仁福祉会の職員さんは、自分ごとと捉えての発言をされる方が多いなと感じます。指示を待つというイメージがあまりありません。困っている状況に対しても『どうしていこうか』とその場でみんなで考えて乗り越えてこられました。
普通課の高校を卒業して入職後はじめて介護職に就いた職員さんや70歳を超えてバリバリ現役の職員さん、いろんな方々がおられる職場で、日々お互いに声をかけ合って働いておられます。
年明け、一番いきいきと働いているのは、松阪牛が当選した人かなぁなどとあたたかい気持ちで今年最後の訪問を終えました。