外部のプロより、目の前の上司に見ていてほしい | くわもとキャリア設計事務所-桑本玉枝      

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外部のプロより、目の前の上司に見ていてほしい

契約先企業において実施しているキャリア形成支援策のひとつに、職務基準書やコンピタンシーリストを社員みんなで作成し、そのリストをもとに現場上司との面談を行う、というしくみの導入があります。

 

経営理念や基本方針などをトップが発信し続けることも大切ですが、社員みずからが理念を解釈、共有し、具体的な職務内容やうまくいっている人の行動特性を記述したものを作成することを提案し、支援しています。なぜなら、これらの作業をとおして、自社におけるキャリア形成の目標を、社員さん一人ひとりがより深く認識することにつながるからです。

 

面談実施者の上司の方は、職務基準書を使った部下との面談は何を目的としているか、また面談の具体的な進め方など、研修を重ねてからデビューします。

 

(職務基準書をつかった)面談実施者ふりかえりポイント

1.適切な関わりで、7割方(部下の)話を聴くことができた。

2.日頃から部下のことを見ている、ということを伝えることができた。

3.しっかり話を聴くことができたので、信頼関係の構築ができたと思う。

4.しっかり話を聴くことで、(部下自身に)自分の頑張りを実感してもらえたと思う。

5.しっかり話を聴いた上で、会社側や上司としての要望を伝えることができた。

6.おおむね、自己振り返りシートをつかった面談を行うことができた。

7.面談の中で、職務基準書についての理解を深めてもらうことができた。

8.職務基準書や振り返りシートを活用した面談を行ったので、自分の課題に気付いて
      もらえたと思う。

9.“現在”の話にとどまらず“未来(今後について)”も話し合うことができたので、
      目標を共有することができた。

10.自分自身について振り返ってもらうきっかけをつくることができた。

 

 

こんなふりかえりをしてもらっています。

 

最初は「部下との面談30分なんて、時間がもつだろうか」「もっと~して欲しい、と上司の要望ばかり言いたくなってしまうのでは」など、上司の方々も不慣れなことに慎重な感じでしたが、面談実施後に(上記の)ふりかえりをしてもらうと、効果を実感してもらえたり、次はもっとこうしたい!と意欲的だったりと、ポジティブな空気が流れています。

 

職務基準書をつかった面談制度は、PDCAを回しながら継続してこそ意味があります。

経営理念を意識した自律的なキャリア形成につながったり、OJTだけでは定着が難しいタイミングの社員さんの心の支えになったり、職場での目配りや部下の育成といった管理職の機能の強化といった効果もあります。

 

やりっぱなしではなく、ふりかえり、次につなげていく。

ゆるくてもいいので、継続していけるやり方を、一緒に考えていきましょう。