メンター制度で救われるのは新人だけなのか? | くわもとキャリア設計事務所-桑本玉枝      

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メンター制度で救われるのは新人だけなのか?

私は、介護労働安定センターのコンサルタントもさせてもらっているので、支援先は介護施設さんが多いです。

ここ数年、センターの事業で下記チラシの支援事業の担当もさせてもらっています。

20200731

 

メンター制度とは、新人さんの育成を制度化、しくみ化していこうというものです。

ただ介護現場はどこも人手不足です。
現場では少ない人数でどう勤務シフトを組んでいくか?
急な休みにどう対応していくか?
目の前のことでいっぱいいっぱいです。

その環境下でいま働いている方にとっては、
その場しのぎになってしまっている人員配置でいつまでもギリギリのシフト回しでは、
自分自身が5年後、10年後、今の職場でいきいきと働いている未来が見えてきません。

人手の足りない中でも、働く職員さんがいきいきと働いていくために何が必要なのか、
コンサルタントとしてそれを模索していくお手伝いをしています。

採用活動の方法や求人の出し方など、相談にのれる部分はあると思います。
ただコンサルタントが実際に人をご紹介できるわけではないのです。

◇人手不足の職場、家事・育児との両立などに悩みながら奮闘しておられる職員さんに、
ひとときのキャリアコンサルティング面談で、頑張っている自分を認めてもらう

◇もし、新人さんが入職してくれたら、忙しい現場でもきちんと育ててあげたいから、
リーダーを中心に育成のしくみを作ったり、関わり方の学習をしておく

など、前向きに活動をしていると明るい未来が見えてきます。
この活動は“まだ見ぬ(将来入職してくれる)新人さん”のためのものではなく
今、厳しい現場を回してくれている職員さんたちの気持ちの拠り所となるものです。

介護の業界に限らず、メンター制度など育成にむけたものは
いま働いている社員が
「ウチの会社は現状維持でジリ貧ではない。5年後10年後の自分自身がいきいきと働いていられる職場づくりは、会社がするのではなく自分たちでつくっていくものだ」と、
認識していける活動なのだと思います。